初心者のためのFX講座 第7回:トレードルールを作ろう!
前回、リスクリワードの高いトレードをすることが利益を積み上げるために必要であるという話をさせていただきました。
なので、今回はリスクリワードの高いトレードをするためにはどうすればよいかをお伝えしたいと思います。
検証を繰り返してルールをつくろう!
リスクリワードの高いトレードをしましょうね!とは言っても、それだけでハイ分かりました!出来ました!となれば誰も苦労しませんよね。
リスクリワードの高いトレードをするためには、自分でルールを作りこみ、それを遵守していく必要があります。
そのためには、過去のチャート等でトライアンドエラーを繰り返し、検証を重ねていくしかありません。
方法はライントレードでも、何かのインジケーターを使ったトレードでも何でも構いません。
過去検証から何かしらの法則を見つけだし、自分なりのルールを決めましょう。
どうなったらエントリーして、どうなったら損切・利確をするか。
そのルールを決める時にはリスクリワードを意識し、最低でも1:3以上くらいを狙えるようなルールにしましょう。
リスクリワードが1:3以上を狙えるルールであれば、勝率が30%くらいでも利益を出すことが出来ます。
もし、自分でルールを作るのが難しい!という方がいらっしゃいましたら、noteで私の手法を紹介していますので、まずはそれを参考にしてみてください。
この手法を元にブラッシュアップして自分なりのトレードルールを作っても良いでしょうし、これを気づきとして新たな手法を編み出すのも良いでしょう。
興味がある方は読んでみていただけると幸いです。
さて、ルールを作ることが出来たら、次は実践です。
過去のチャートで法則を見つけ出し、過去のチャートで検証を繰り返しても、意外と実践では役に立たないということも多いです。
過去のチャートでは、次の値動きが見えていますからね。
自分ではちゃんと作ったつもりでも、無意識のうちに次の値動きが目に入っていて、バイアスが掛かっているということがあります。
なので、ルールが出来たら、まずは小ロットで試してみましょう。
デモトレードでもいいですが、出来れば実際のリアル口座の方がいいです。
デモトレードは所詮デモであり、自分のお金が掛かっているわけではないので、リアル口座でトレードするのとはやはり意識が違ってきます。
小ロットとはいえ自分のお金を掛けることで、より一層気が引き締まり検証もきっちり行うことが出来るはずです。
また、ルールの検証と並行して、メンタルを鍛えることも出来るはずです。
小ロットとはいえ、損切を行うのは苦痛が伴います。
それに耐えてルール通りに損切を行うという訓練になるはずです。
投資ではメンタルが大事とよく言われますので、それを鍛えるのも重要なことです。
メンタルと言われてもいまいちピンと来ないかもしれませんが、トレードを続けているととても重要な要素であることに気づくはずです。
メンタルについて書き始めると長くなりそうなので、この話はまた別の機会にしたいと思います。
それではまた!