初心者のためのFX講座 第5回:FXの取引時間は?
初心者のためのFX講座、第5回目となる今回はFXの取引時間について解説したいと思います。
FXの取引可能時間は?
FXは世界中の取引所が取引を行っていますので、株式等とは違って基本的に平日は24時間取引可能です。
主要市場の時間はだいたい以下の通りです。
(サマータイム等で若干前後しますが)
1.オセアニア 6時~9時
2.東京 9時~16時
3.欧州 16時~23時
4.ニューヨーク 23時~6時
主要市場が切り替わる時間帯はトレンドが変わる可能性があるので、時間帯をしっかりと覚えておいて注意するようにしましょう。
土日についてはどこの取引所も休みのため、取引することが出来ません。
とはいうものの、実は土日でも中東の取引所は開いているため、レート自体は動いているのですが、個人レベルで確認することは出来ないようです。
確認は出来ないものの、レートは動いているため、土日に大きな事件や出来事があると、月曜日に窓開けと呼ばれる為替レートの飛びが発生します。
文字通りレートが飛んでいますので、その間で損切の決済注文を入れてあったりしても約定されることはなく、飛んだ後のレートで約定されることとなります。
なので、この月曜の窓開けにより、思わぬ損失を被ることもありますので、多くのトレーダーは週をまたいでポジションを持つということはしないようにしています。
レートが飛んで約定されない可能性があるということは、リスク管理が出来ないということですからね。
そのうち記事にしようと思いますが、FXにおいて・・・というより投資において最も重要なのは技術ではなくリスク管理です。
なので、皆さんも基本的に週またぎのポジションは持たないようにしてくださいね。
話がちょっと飛びましたが、そんなわけで平日であれば24時間取引が可能なのがFXの良いところですね。
ちなみに、最近話題の仮想通貨は土日も取引が出来るようですが、土日くらい休んで頭と心をリフレッシュさせないと、長く相場と付き合っていくのはきついんじゃないかな~というのが私個人の意見です。
まあ、レートが動いていても見なきゃいいじゃんという声もありそうですが、レートが動いているとついつい見ちゃうのがトレーダーの悲しい性なんですよね(笑
なので、私は仮想通貨には触れずにFX一筋でやっています(^^♪
投資を始めるとわかると思うのですが、冷静にならなければならないとわかっていても、お金がかかっているとなるとどうしても熱くなってしまいがちなんですよね。
そういうときに、レートが動いていないという土日を挟むことが出来るというのは、客観的に自分を見つめなおしたり、クールダウンしたりするのに良いのではないかなと思います。
まあ、考え方は人それぞれですので、平日はFXや株をやって、休日には仮想通貨!なんていうバリバリのトレーダーになるのも良いのかもしれませんね(笑
さて、初心者のためのFX講座は5回目まできました。
今回でFXに関する基礎知識を終わりにして、次回からはそろそろトレードする上で知っておくべき内容について紹介していこうかなと思います。
お楽しみに♪